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Her name is SHION,She is a gem of the highest level.

写真 4

私が彼女に出会った時、
彼女はまだ24才で、見るもの聞くもの全てに牙を剥きだしてツッパっている・・・
そんな印象を受けた。

人の道に反することが大嫌いで、
そのくせ、自分はどうなのよという私生活(笑)。
その矛盾が、彼女そのものだった。

当時、彼女は私の緊縛モデルとして応募してきた。
長い黒髪と、均整の取れた身体ではあったものの、
緊縛モデルは脂肪が命ゆえ、
ほとんど脂肪のない彼女は、
お世辞にも緊縛が似合う身体ではなかった。


その後、暫く連絡をとらなくなって、
私がACID(当時のミルラ)を立ち上げる時に、
ミストレスにならないかと誘った。
彼女の性格からして、そっちの方が合っていると思ったから。


でも、誤解のないように説明するけれど、
S気質だからではない。
彼女はむしろM気質。
人に歓びを与えることが己の喜びという、
基本的な部分が備わっていた。
だからこそミストレスが出来るので、誘ってみた。
ところが自分の事はなにひとつ解っていない彼女は、
自分がM気質である事を認めなかった。
これがすぐにミストレスに出来なかった理由。


彼女は1年も悩み抜いた(笑)。


そうしてやっと覚悟を決め、
ミストレスとしての講習を始めた時に、
私は確信したのだった。


彼女は、ミストレスをやるために生まれてきた女性である・・・と。


だからこそ、この世界に居て何度も壁にぶつかる。
いつもいつも自分が苦しい。
自分の性格と、自分の周りに集まる男たちと、
そして様々な人間関係、私からのプレッシャーが、
彼女をとことんまで追い詰めていった。


彼女は一度、逃げた。
あまりの苦しさに。
フツーが良いと言って、この世界を去った。


でもきっと戻ってくると思っていた。
彼女の中の天性が、この世界へ呼び戻すだろうと思っていた。


案の定、1年で戻ってきた(笑)。



「もう逃げない。」と彼女は言った。


「うん。」と、私。



そうして再びミストレスとして生きることにしたわけだけど、
案の定、以前にも増してこの世界は彼女を苦しめた。
これが、「選ばれた者」の宿命だろうと思う。
選ばれていなければ、こんなに苦しくはない。
そこそこの壁と、そこそこの苦痛しかない。
ところが、彼女の目の前に立ちはだかる壁は、
いつもいつも、生きるか死ぬかの壁だ。



そろそろ限界だろうかと感じた・・・。
そして、私は彼女の中に、あるひとつの鍵を見つけた。
その鍵が、この世界を新しい時代へシフトさせるかもしれない。
だとすれば、この世界に選ばれた者である彼女に、
それを託しても良いのかもしれない・・・。



私は、彼女にひとつ提案をした。
「杉浦則夫氏の緊縛モデルをやってみない?」と。


殆ど彼女は即答した。
私の言葉から、何かを察し、そして感じ取ったようだった。



そうして実現までに暫しの時間はあったものの、
それが2012年8月13日に実現された。


写真


モデル:紫苑
写真:杉浦則夫
緊縛:奈加あきら
主宰:杉浦則夫緊縛桟敷



開始当初、
出会った当時の彼女が垣間見えた。
周りが全て敵。
牙を剥いて彼女はファインダーを睨んだ。
しかし杉浦則夫という男は、そんなもので全くおののかない。
どんどん自分の世界へ引きずり込んでいく。


波に呑まれていく・・・・。
そこに居る誰もが、この波に乗っていく。
そして、ひとつの結論という島へ辿り着く。


写真 5



そこには、ひとりの美しい女性が居た。
紛れもない、一糸纏わぬ裸のヴィーナスが居た。


本当に杉浦則夫という男は凄い。
どんな女からも、その女の最高の部分を引き出す。


私が彼女の中に見つけた鍵で、
杉浦則夫という男は扉を開けてくれたのだ。
なんの躊躇もなく。



そして、新しい布を纏った彼女が誕生した。



この写真が公開されるのは、
もう少し先になるだろうが、
もしかしたらもっと彼女を苦しめる原因になるかもしれない。
それを心配している輩も少なくないと思う。

しかしながら!
そんな狭く小さな世界に、
彼女を封じ込めておくことこそが、
最も彼女を苦しめているとご承知頂きたい!!!


私は彼女に羽を与えた。
この先、大きく、大きく羽ばたいてもらいたい。
つまらない誹謗中傷など一蹴し、
まっすぐに光へ突き進んで頂きたい。


彼女こそが珠玉-


近い将来、
彼女は遠い存在になるだろう。



その足場が、完全に出来上がった1日だった。


コメント

No title

感動いたしました。 二つの魂のぶつかりあい。 そして、時の満ち欠け。 それを見守り続けた人。 現実におきていたことの リアリティと、それをここまで鮮やかに表現される。 心とスキル本当に感動しました。 また、そのここまでの文章を読み終え、 それを過去のものとする彼女の清清しさ。 存在感、そして孤高。 彼女は素晴らしい守り人に育てられました。 孤高を我が物として更なる高みを目指してもらいたい。 そのための自由を受け取ったのだから。 その自由を本当に自分の意思で実現できるようになれたなら、 守り人が導いた道から羽ばたく日がきたことになるのでしょうね。 素晴らしい人に彼女みちびかれていたんですね。

No title

すみません。 私的なつもりで投稿したつもりでした。

No title

あきひこさま コメントありがとうございました。 特に重苦しい部分はないので、 今後とも末永く紫苑ちゃんを見届けてあげてくださいね。

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プロフィール

遥美沙樹

Author:遥美沙樹
セクシュアリティ研究家、カウンセラー。主に男性の中の女性性覚醒専門。真のエロとは自分の中の異性性を認めるところから始まるを理念とし日々、人体の未知なるエクスタシーを研究中。AZOTH所長、東京アナルクリニックTABOU監修、オスガズムの先生など。
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