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遥美沙樹:界

アナル開発研究家、オスガズムの先生こと遥美沙樹のオフィシャルブログです。

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Looking forward to her world.

02

-2011年10月27日の日記より抜粋-
今日、ミルラの新人ミストレス真依子嬢の全ての講習が終わった。
真依子嬢に至っては、全部で講習は3回に及んだ。
通常は2回しかやらないのだが、
真依子嬢は女性らしからぬ、
アタマで何事も理解しようとするため、
少しでも自分の理解を超えると寡黙になってしまうのだった。

彼女は他店経験者ではあるが、
ここまでSMの基礎を教える店は他には無いと思う。
なので、適宜でやっつけてきた仕事が、
ここでは何の役にも立たないことを痛感したようだ。


何故なら、
ミルラのユーザーは新人に実にシビアだからだ。


新人はこの期間を乗り越えることが最初の試練となる。
新人なので、満足のいくセッションは適わない。
適わないなら、どうせ同じ金額を払うならベテランの方へ行く。
これがミルラの殆どのユーザーなのだ。


それは、歴代のACIDからのミストレス全員・・・
違った!紫苑嬢を抜いて全員が味わった。


紫苑嬢については後で述べるとして、
彼女らは、この期間・・・少ない嬢で約1ヶ月、
長い嬢で3ヶ月掛かる。
この間、必死で技術も知識も学び、
かつ自己アピールを忘れずに過ごすしか無い。

これは、まだ若い彼女たちには本当に辛い時期だと思う。
ここで志半ばに退店する女性も少なくなかった。

しかしそれを乗り越えた嬢こそが、
現在まで人気嬢として残るわけだ。
ベテランと肩を並べて、同じ金額を頂くに満ちる己になることが、
唯一ミルラで残ることが出来る条件となるのだが・・・・。


私はこの、いつの間にか出来上がったシステムを
今、壊しに掛かっている。


これまでは、
個性を潰さないようにと、
余計なことを教えず、基本中の基本しか教えなかった。
個々が少しずつ学んでいくことだから、
最初から教えないほうが良いだろうという配慮だったが、
最近の子はこれでは全く何も出来ないことが解ってきた。


理由は、
己を知らなすぎだからだ。



自分のチャームポイントも言えない女性では、
ミストレスとしての自覚が芽生えるのも遅すぎる。
下手をすれば1年以上も掛かるかもしれない。

SMは自分のコンプレックスこそが、
最大のチャームポイントとなることも知らず、
自分の殻をいつまでも破れず、同じ場所をぐるぐる回っているのだ。


真依子嬢の講習を請け負って、
当初は2回で終わらせるつもりだった。
しかし彼女が他店で経験したこと、
媒体で得た知識が全て邪魔をし出した。
「~でなければならない。」という概念の中で生きていたのだ。


SMこそが自由域でなくてはならない。
この場所まで窮屈であってはならない。


なので私はオーナーに3回の講習が必要である事を伝えた。


そうして今日、
その3回目が行われた。


彼女の最大のチャームポイントは、
小柄なカラダに似合わない太腿である。
年齢が若いのではち切れんばかりに固い。
しかしこの固さは今しかないのだ。
年を重ねれば脂肪はどんどん柔らかくなる。
肉質が固いというのは、若さの特権なのだ。
なので、どうしても真依子嬢には顔面騎乗が得意なミストレスになって欲しかった。

しかし彼女はこれが最も苦手だったらしい。
何度やってもうまくいかない。
お客様に遠慮しすぎて、自分の世界へ引き込めないのだ。
私から何度も何度もだめ出しが飛ぶ・・・。

半泣きになりながらそれを繰り返す真依子嬢は、
もはや汗だくだった。
しかし回数をこなすうちにコツを飲み込んできた。
モデルとなった男性から、甘い吐息が聞こえるようになった。


そう、顔面騎乗とは、
非常に官能的なセッションなのだ。


真依子嬢はとうとうそれを掴んだ。
彼女の、まったりな癒やし系のワールドに、
紫色の光が入り込んできたのだ。

出来るならば、二人だけの世界にして差し上げたかったが、
いかんせん、これは講習で、しかも時間制限があるので、
ここでやむなく終了のゴングとなった。


「真依子さんの成長がとても楽しみです。」


そう言って別れたモデルさん、
本当にどうもありがとうございました。


真依子嬢は明らかに何かを掴んで講習を終えた。
自分の世界に引き込むこと、
そしてどんな世界を構築するのか、
そして自分の個性とは・・・?


これさえ出来るようになれば、
SMの技術なんて二の次三の次で良いのだ。
むしろ何も出来なくても良い。
ミストレスの仕事で最も重要なことはこれだけなのだから。



そんなわけで、
これからの真依子嬢の活躍に大いに期待したい。


ミルラのユーザー各位
寡黙なミストレスですが、実に良い雰囲気を作れるようになりました。
ぜひご検討くださいね。



余談ですが、
先ほどの紫苑嬢の話。
彼女だけは入店してすぐにお客様がつき始めました。
あの容姿ですので納得されると思いますが、
彼女には彼女なりの、とても大変な試練があったのです。
それを打破出来なくて、彼女自身が自分を許せなくて一度退店したのです。
しかしスケールが大きくなって戻ってきました。
この仕事をやるために生まれてきたような女性です。
これからもっと大きな器となっていくのでしょう。
それを静かに見守りたいと思います。

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Rules of the SM

-2011年10月4日の日記より抜粋-

心得
其の一、人を殺めてはいけない。
其の二、人に怪我させてはいけない。
其の三、本番をしてはいけない。
その四、薬をやってはいけない。
其の五、飲酒しながらプレイしてはいけない。

これは私が講師として、
女性達に教えるSMです。
つまりはこれ以外は何をやっても良いと言っています。

これ以上のルールは必要ないと私は思っています。

何故か-
自由を求めてこの世界の扉を開けたのに、
ここでまた同じような戒厳令があったなら、
なーんにも自由ではないから。


上記は最低限の事ですが、
これさえ守られれば、
SMは実にオモシロイものなんです。


昔からそうですが、
SMや緊縛を様式美化する人が居て、
やれ芸術だの、やれ渾身のなんたらだのと評価されていますが、
そんな荘厳なものではありません。


単に肉の袋で遊んでいるに過ぎません。


この辺をはき違えると、
とんでもない勘違い子ちゃんが出来てしまいます。

SMはSEXの延長線上で充分です。
SEXで満足できなくなった頭のオカシイのが集まった世界です。
またはSEXはSEX、これはこれと使い分けて遊ぶクレイジー達も居ますが。


それ以上のなにものでもありません。


以前より指導している女性達と、
久しぶりに会話すると、上記のような現象が起きています。
自分のやっている事を様式美化しているわけです。


「ミストレスだから簡単に触らせてはいけない」

※アナタのカラダはそんなにご立派ですか?

「ミストレスだからちゃんと上位に立って見下ろさなきゃいけない。」

※それだけのご立派な人格者ですか?

「ミストレスだから。。。ミストレスだから。。。」

※ミストレスとは「情婦」って意味ですよ。
アメリカでは街角に立つコールガールと同じ立場です。



こういった概念を勝手に作って、
そして自ら沈没していく女性達を、腐るほど見てきました。
何故自らを狭い場所に追い込むのか・・・。

SMは無限の可能性を秘めています。
人体とは、果てしない宇宙のようでどこまでも人を飽きさせません。
人間のマインドとは、まるでGoogleのようじゃないですか。
そこにあるルールなど最低限で良い。



自分がやっていることは、頭のオカシイこと。
この自覚を持って日々、精進して頂きたいなと思っています。


そうすれば、つまらないブログも書かなくなるでしょう。
非日常の世界の住人らしい記事になるかと思います。


人はいつでも・・・
狂気の沙汰への好奇心が尽きないのだから・・・・・。

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